第633回 経営者モーニングセミナー

平成27年10月22日(木)、ホテルJALシティ松山におきまして、第633回経営者モーニングセミナーが開催されました。

本日の講師は、医療法人かとう歯科医院 副院長 清水謙さん。
テーマは、「障害者の歯科治療について」。

清水先生は、元々香川で歯科治療を行っていたのだそうですが、愛媛松山で治療を始めた時、治療者に占める障害者の割合の少なさにびっくりしたのだそうです。
障害者治療には複雑な設備が必要で、コストがかかるため、愛媛では障害者用の設備を整えた医院がないのだそうです。
障害者治療の立場から言えば全国でワースト2なのだそうです。

清水先生がアメリカで学んでいる時、ドクターより、「あなたの子供はダウン症である可能性が非常に高い」との診断を受けたのだそうです。
検査を受けることでダウン症なのか、そうでないのかを確定させることができる、との宣告を受けたのだそうです。

はっきりした時、ダウン症とわかっている子供を産むのか、降ろすのか、その選択に追われる事になるのですが、奥さんより、「今まで2人育てたんだから、どちらの子供が生まれたとしても、何の難しい事はない、障害者だったら、アメリカで育てるから」と言われたのだそうです。
アメリカは障害者に対する理解が非常に進んでいて、障害者を差別する意識がないのだそうです。障害者として産まれれば、それだけで一生生きていける程に。

障害者は一旦虫歯にかかってしまうと、その治療には、そうではない人に比べて何倍もの時間と苦しみを与えてしまうのだそうです。
だからこそ、予防治療が大切なのだと、その大切さを実感させられるご講話でした。